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批判に小沢氏イラッ 閣僚へ矛先 「国務に専念していればいい」(産経新聞)

 民主党の小沢一郎幹事長は25日、福岡市内のホテルで記者会見し、自身の「政治とカネ」をめぐる問題や党運営に対して、一部の閣僚から批判が出ていることについて「国務大臣は国務について専念していただければいい。私どもは党務だ。それぞれの分野でそれぞれが全力を尽くすのが挙党一致だ」と述べ、不快感を示した。枝野幸男行政刷新担当相や前原誠司国交相、仙谷由人国家戦略担当相らが、閣議後の記者会見などで小沢氏に批判的な発言をしていることを牽制したものだ。

 ■危機感

 小沢氏と党執行部は、「政治とカネ」の問題への対応や生方幸夫副幹事長の解任撤回騒動で党内外の批判を浴び、危機感を強めている。特に生方氏に対しては、世論に配慮して解任を撤回したが、生方氏はその後もメディアで小沢氏への批判を続けている。

 生方氏の発言を直接封じ込めようとすれば、騒動が再燃する可能性もあるため、枝野氏ら「生方騒動に乗じて小沢批判を強めている閣僚」(若手)に矛先を向けたようだ。

 閣僚発言に対しては、小沢氏側近の輿石東(こしいし・あずま)参院議員会長が24日の政府・民主党首脳会議で、「建設的ではない閣僚の発言は慎んでほしい」と、クギを刺す場面もあった。

 さらに23日の党役員会でも、高嶋良充筆頭副幹事長が「与党と政府は一体となって進まなければならないが、あまりに軽率な閣僚の発言、党批判が目に余る」と指摘。奥村展三党総務委員長も同調した。

 ■堪忍袋

 小沢氏に近い幹部は、閣僚の小沢氏に対する批判について「これまでは我慢していたが、堪忍袋の緒が切れた。まだ言うなら官邸に(抗議をしに)行く。閣僚は政策の話をしていればいいんだ」と怒りをあらわにした。

 小沢氏は25日の記者会見で「力を合わせれば必ず(参院での民主党の)過半数という目標を達成できると確信している。一、二の例はあるかもしれないが、党全体としてはみんなで協力しようという意識は強固になっている」と強調してみせた。

 ただ、小沢氏や党執行部がこれまでの姿勢を改める兆しはなく、閣僚の発言がやむ保証もない。双方の感情的な対立が募れば、支持率低下を招き、参院選にマイナスに働きそうだ。

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by iorjjagcpt | 2010-04-01 05:54
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